げんきのこ 研究・分析データ室

公開データ

第三者機関から得られた客観的データのみ公開しています。ぜひご検討ください。
飼料分析データ
分析機関:十勝農業協同組合連合会 農産科学研究所
作成日: 2014年11月17日

2014年11月に得られた資料分析データを公開しています。飼料設計の検討にご活用ください。

一般分析 原物中 乾物中 前年平均
水分
50.1
乾物
49.9
CP(粗蛋白質)
7.0 14.1
蛋白質分画
SIP(溶解性蛋白)
op中%
DIP(分解性蛋白)※
op中%
UIP(非分解性蛋白)※
op中%
BP(結合蛋白)
op中%
9.5
NDICP(中性デタージェント不溶性蛋白)
op中%
9.9
NDF(中性デタージェント繊維)
20.4 40.9
ADF(酸性デタージェント繊維)
13.9 27.9
ADL(酸性デタージェントリグニン)% 1.7 3.3
デンプン
NFC(非繊維性炭水化物)
14.7 29.4
EE(粗脂肪)
1.7 3.4
粗灰分
6.8 13.6
ミネラル
Ca(カルシウム)
0.31 0.62
P(リン)
0.27 0.55
Mg(マグネシウム)
0.24 0.48
K(カリウム)
0.45 0.90
当量比 K/(Ca+Mg)
0.32
※オプション分析項目
エネルギー 原物中 乾物中 前年平均
TDN
30.8 61.7
エネルギー
NEl
Mcal/kg
0.64 1.29
NEm
Mcal/kg
0.69 1.39
NEg
Mcal/kg
0.40 0.81
繊維の評価 原物中 乾物中 前年平均
OCC(細胞内容物)
20.0 40.2
OCW(総繊維)
23.1 46.2
Oa(高消化性繊維)
Ob(低消化性繊維)
物理的有効NDF割合※
※オプション分析項目
発酵品質(オプション) 原物中 乾物中 前年平均
pH 4.0
アンモニア態窒素
0.03 0.06
アンモニア態窒素/全窒素
2.8
酪酸
0.00 0.00
乳酸
1.57 3.15
酢酸
0.30 0.61
プロピオン酸
0.00 0.00
※酪酸の目標値は原物中の値です。
※各生産地によって若干成分が異なる場合がございますので、詳しくは→お問い合わせください。
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飼料給餌試験
研究機関:北海道大学

北海道大学、有限会社パルテック、勝受精卵研究所の共同研究で、微生物を利用した循環型農業の研究を行いました。
今回の試験では、受精卵移植される前のF1未経産牛8頭と採卵される前の和牛繁殖母牛3頭にげんきのこを1日2キロ、2ヶ月間給与する試験を行いました。
給与前に採血とフンの採取を行い、二ヶ月後にまた同じように採血とフンの採取を行いました。その結果が以下2つの表です。

採血検査

Blood test comparison table. Each value shows as mean ± SD
BUN
mg/dl
T-CHO
mg/dl
NEFA
meq/l
AST
U/l
y-GT
U/l
GLU
mg/dl
ALB
g/dl
VA
IU/dl
VE
μg/dl
β-C
μ/dl
Before 10.9±1.8 162±46.2 0.24±0.14 91.5±19.9 19.1±4.74 73.9±9.79 3.85±0.29 88.1±10.8 485±176 31.2±36.6
After 7.6±2.8 99±25.4 0.11±0.02 79.0±8.37 16.3±4.3 56.1±18.7 3.82±0.6 87.7±7.0 301±49 23.5±36.5

採血で判明した結果

コレステロールと血糖値が低下

肝機能が改善

<考察>
上記の表は11頭の採血結果を示したものです。
この表を見るとコレステロールと血糖値が低下することがわかりました。
げんきのこの投与は牛の健康を維持するために有効です。また、肝機能も改善され、過剰排卵を繰り返すドナー牛の健康維持にも効果があることがわかりました。

げんきのこ投与による血液変化の原因の一つは、きのこに含まれるグルカンの影響であると考えられます。きのこ菌糸ときのこ自体に構成するグルカンは、コレステロールを下げる効果があります。

フン中の微生物グラフ

フンの検査で判明した結果

全ての牛の微生物の数が増加

投与前に確認しなかった微生物が現れた

<考察>
この棒グラフは11頭の牛の糞便中の微生物の平均値を示しています。
このグラフを見るとげんきのこの投与により、牛の腸内環境が劇的に変化することがわかりました。
げんきのこの投与により、全ての牛の微生物の数が増加、投与前に確認することができなかった微生物も顕著に現れました。
腸内細菌の多様性は病原性細菌の侵入及び繁殖を防ぐ効果があります。
さらにこの糞便には様々な微生物がいるので農場の貴重な堆肥にすることができます。
作物にとっても大きなメリットであり、微生物を利用した循環型農業が実現できます。

<参考:グラフ中のバクテリア名>
Archaea;
Euryarchaeota;Methanobacteria;Methanobacteriales
Bacteria;
Actinobacteria;Actinobacteria;Bifidobacteriales
Bacteria;
Actinobacteria;Actinobacteria;Micrococcales
Bacteria;
Bacteroidetes;Bacteroidia;Bacteroidales
Bacteria;
Bacteroidetes;Flavobacteriia;Flavobacteriales
Bacteria;Cyanobacteria;Chloroplast;
Bacteria;Firmicutes;Bacilli;Bacillales
Bacteria;Firmicutes;Clostridia;Clostridiales
Bacteria;Firmicutes;Negativicutes;Selenomonadales
Bacteria;
Proteobacteria;Alphaproteobacteria;Caulobacterales
Bacteria;
Proteobacteria;Alphaproteobacteria;Rhodobacterales
Archaea;
Euryarchaeota;Methano microbia;Methanomicrobiales
Bacteria;
Actinobacteria;Actinobacteria;Corynebacteriales
Bacteria;
Actinobacteria;Coriobacteriia;Coriobacteriales
Bacteria;Bacteroidetes;Cytophagia;Cytophagales
Bacteria;
Bacteroidetes;Sphingobacteriia;Sphingobacteriales
Bacteria;
Cyanobacteria;Melainabacteria;Gastranaerophilales
Bacteria;Firmicutes;Bacilli;Lactobacillales
Bacteria;
Firmicutes;Erysipelotrichia;Erysipelotrichales
Bacteria;
Planctomycetes;Planctomycetacia;Planctomycetales
Bacteria;
Proteobacteria;Alphaproteobacteria;Rhizobiales
Bacteria;
Proteobacteria;Alphaproteobacteria;Rhodospirillales
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