エコフィードとは、環境に優しい(ecological)や節約する(economical)等を意味するエコ(eco)と飼料を意味するフィード(feed)を併せた造語です。
具体的には食品製造副産物や余剰食品を飼料化するということです。
最近は食品ロスの削減やSDGs(持続可能な開発目標)という言葉をよく聞くようになりました。
日本では本来食べられるのに捨てられる食品が年間約643万tあるそうです。
これは人口一人あたりにすると世界で6位、アジアでは1位の量です。
日本の畜産に目を向けてみると、飼料自給率の低さが課題となっています。
エコフィードの技術を、より進歩させていくことでこの643万tがゴミではなく、飼料原料(資源)としてみることができ、飼料自給率の向上にも繋がります。
そうしてできた飼料が動物にとっても良いものでなければなりません。
エコフィードを食べて良い牛となる。畜産農家さんが喜ぶ。
そんな仕組みを作っていく必要があるのです。
そこで私たちパルテックは年間を通して安定的に入手でき、
栄養や善玉菌の豊富に入っている「きのこ菌床」に着目しました。
これを独自の製法で醗酵させることにより、「げんきのこ」という醗酵飼料を開発しました。
現在では和牛繁殖農家、和牛肥育農家、酪農家の方々に幅広く使っていただいております。
私たち有限会社パルテックは、
人間の生活も良くなり、牛も良くなり、環境にも良い飼料作りを目指して努力してまいります。